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共に育つ
共育 「お互いに学び合い、教え合い、共に育つ」
薬剤師が地域医療に携わるステージを
医師の研修制度には、地域医療に携わるプログラムがあります。地域医療の崩壊が叫ばれながらも、へき地で活躍する医師が少なからずいるのは、地域医療を担う医師を育てる場があるからです。
しかし、薬剤師にはそれがありません。そもそも、薬剤師がへき地医療にかかわっておらず、背中を見せられる薬剤師がいない現状では、へき地医療を真剣に考える薬剤師は育ちません。特定非営利活動法人縁は、薬学生や若い薬剤師に、地域医療で活躍する薬剤師の姿を見せられるステージを作りたいと思っています。
へき地医療では、まず、医師と看護師。そして次に必要なのが事務スタッフです。実際に、薬剤師を雇っているというへき地の診療所は、ほとんどないと思います。
私は、薬剤師という専門性を持った職種が加わるのであれば、これまでの他職種の医療と連携をして、より質の高い何かを作っていかなければ意味がないと思っています。地域づくりに一緒に貢献していけるとか、薬の専門家である薬剤師と処方に関する議論ができて、より質の高い医療が提供できてこそだと思います。それこそが薬剤師としてのアイデンティティだと思います。そこをどう考えて、実践していくかが、これからの課題になります。
特定非営利活動法人縁では、将来、へき地で活動する薬剤師を育てるプロジェクトを行っています。
一緒にへき地で活躍する薬剤師になろう!
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